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加賀繍10月 9

加賀繍は、金糸や銀糸、絹糸、を使って巧みに作り上げる刺繍です。
加賀繍の特徴は立体感のある図柄を浮かび上がらせている点で、みる人の心を魅了します。
その技術はとても繊細で、ひと針ひと針丹精込めてにつくりあげられています。

用途としては、着物や帯、装飾品などに施されています。

加賀繍のは歴史は古く、室町時代初期に、京都より加賀地方へ伝来してきたもので、仏教の布教とともに僧侶のお袈裟、仏前の打敷などといった、装飾の技法として伝えられています。
それが藩政時代になると藩主の陣羽織や装飾品などに施されるようになり、そのあでやかさからか、藩主の奥方たちの着物にも施されるようになりました。
その後、 加賀藩の歴代藩主の『文化学問を重んじ奨励する』こころから、加賀繍は手厚く保護され、「加賀の友禅」や「加賀の金箔」と共に独自の発展をしてきたのです。

さすがは北陸の小京都金沢ですね。

この技術を駆使して石川県加賀繍協同組合は前田利家の正室『まつ』が繍いをされたと伝えられる利家の陣羽織を復元して話題を呼びました。
ちょうどそのころNHKの大河ドラマ『利家とまつ』が放映されたことと相まって、かなりの評判となったそうです。
金沢はその頃、「利家ブーム」のようなものが起きていましたね。
確かに唐沢さんと松嶋菜々子さんの『利家とまつ』は算数好きの私は歴史が苦手で、模試でもいつも足を引っ張っていた程でしたが、こういったドラマがあまり好きではない私でも、楽しく見ることができましたし、毎週欠かさず見ていました。
今思えば、こうして金沢に単身赴任することと何かゆかりがあったのだろうか。